世界最大のヨットレース。『アメリカスカップ』は150年以上の歴史を誇り、全英オープンゴルフやワールドカップを凌ぐ世界最古のスポーツトロフィーです。

アメリカスカップ

世界最大のヨットレース。『アメリカスカップ』は150年以上の歴史を誇り、全英オープンゴルフやワールドカップを凌ぐ世界最古のスポーツトロフィーです。
第1回は1851年開催の万国博覧会を記念して行われ、このとき多くのイギリスのヨットに加えて、ただ1隻参加したアメリカのニューヨーク・ヨットクラブの船が優勝しました。
アメリカ号の獲得したトロフィーだから「アメリカスカップ」と呼ばれるようになったそうです。
『アメリカ号のカップ』であって、『アメリカ合衆国のカップ』という意味ではないですよ。
当サイトは、そんな『アメリカスカップ』の歴史や、ヨットレースにおける用語解説などご紹介していきたいと思います。

『アメリカスカップ』概要

アメリカスカップ※(America's Cup)は、1851年より現在まで続く国際ヨットレース。また、その優勝杯の名。その成立は近代オリンピックより45年、サッカーのワールドカップより79年、全英オープンゴルフよりも9年早く、継続して使用されている世界最古のスポーツトロフィーとして広く一般に認知されている。

競技の本質は、カップの寄贈者が記した贈与証書の規定に基づき、アメリカスカップを掛けてマッチレース(1対1)形式で争われるヨットクラブ間の国際親善レースである。しかし、使用されるヨットは出場国での建造が義務付けられているため、参加各国の造船工学・建築工学・材料工学・流体力学・航空力学・気象学などの最先端技術や軍事からの応用技術が投入される等、参加国の威信を賭けた国別対抗レースとしての一面も持ち合わせている。またこれら最新ヨットにはオリンピックメダリストら多数のトップセーラーが乗り組むことあり、一般にヨットレース全般、或いはインショア(沿海)レースの最高峰として位置づけられている。

※アメリカ「ズ」カップは誤記。正しくはアメリカ「ス」カップ。

主なルール

レースは基本的にマッチレースと呼ばれる一騎打形式で戦われる。挑戦者およびカップ保持者はシンジケートと呼ばれる巨大な運営団体を組織し、資金の獲得・艇体の開発からセーリング・チームの育成まで、あらゆる業務を一貫して行う。

実際には挑戦を希望するシンジケートが複数現れることが通例のため、その場合は本戦の前に挑戦艇決定シリーズが行われ、同シリーズを勝ち抜いた1シンジケートのみが防衛艇に挑む権利を得る。一方で防衛艇は「カップ保持者自身、もしくは同じ国のヨットクラブに属するシンジケート」で、複数のシンジケートがエントリーした場合は同様に防衛艇決定シリーズを行い1シンジケートを選ぶ。

なお挑戦艇決定シリーズには1983年(第25回)大会よりルイ・ヴィトンが冠スポンサーについており、「ルイ・ヴィトンカップ」の名称で知られる。

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